キトサンについて 7

今回は、いよいよ本題の中分子キトサンについてお話します。

その前に、今までの復習ですが、高分子キトサンは分子量100万以上で、水には溶けません。食物繊維としての機能はあるもののそれ以外の機能性は見られません。ダイエット素材向き。

低分子キトサンとは、いわゆる「キトサンオリゴ糖」のことを言い、水に溶けます。免疫賦活作用(免疫増強作用)をはじめ、人体にとって有益な作用が多く報告されています。欠点は、値段が高いことです。

さて、中分子キトサンですが、分子量は高分子キトサンと低分子キトサンの中間のもので、「夢を」・「夢いっぱい」で使用しているものは、分子量が7万から9万程度のものです。その特徴は、高分子キトサンと低分子キトサンの両方の長所を併せ持っています。つまり、食物繊維としての機能を持ち、なおかつ免疫賦活作用をはじめさまざまな有益な機能を併せ持っています。

この中分子キトサンは、水には溶けませんが2週間から1ヶ月程度摂り続けますと、腸内細菌により一部が分解されキトサンオリゴ糖となって吸収されるようになります。そのため、低分子キトサンの特徴を併せ持っているのです。

私どもは、過去の経験や多くのデータより中分子キトサン・キトサンオリゴ糖・キチンオリゴ糖・カニ殻粉末の組み合わせが最適であると考えています。 特に、中分子キトサンには、20年以上もの歴史があり愛用され続けています。確かに、10数年前のキトサンブームは去りましたが、いまだにキトサンのファンが 支え続けていらっしゃることに感謝しております。