人気のブルーベリー健康食品で使用されている原料についてお話します。
ブルーベリーを使った健康食品で使用されているほとんどの原料は、ビルベリー(野生種のブルーベリー)です。理由は、有効成分のアントシアニジンがブルーベリーより多く含まれているからです。この有効成分であるアントシアニジンは、ブルーの色素でポリフェノールの一種でもあります。非常に強力な抗酸化作用を持っています。自然の状態では、アントシアニジンに糖がくっついた形で存在しており、この糖がついたものをアントシアニンといいます。
健康食品には、必ず原材料表示がありますが、かなりあいまいなものが多く、消費者にとっては混乱する場合も多いと思います。例えばブルーベリーを使った健康食品では、「原材料:ブルーベリー」と書いてあった場合は、栽培種のブルーベリーを原料にしている。としか読み取れません。あるいは、「原材料:ビルベリー」と書いてあっても、品質のいいものかどうかについては分かりません。(まぁ~、こういう書き方をしている場合はあまりいい品質のものを 使っていないケースが多いです。)
やはり、ていねいにまた分かりやすく書くと、「原材料:ビルベリー(アントシアニジン含量25%以上)」 とあれば、問題ありません。ちなみに、現在入手可能な原料の中で、このアントシアニジン含量25%以上は最高の品質ものです。これ以上のものはありません。
また、アントシアニジン含量25%と全く同じ意味なのですが、「原材料:ビルベリー(アントシアニン含量36%以上)」と書いてあるものもあります。これは、上に書いたアントシアニジンに糖がくっついたものがアントシアニンですので、糖が付いている分数値が増えているのです。しかし、内容は全く同一のものです。